酢のビン・・・?何でビールビンじゃないん?
自分の兄弟分のナルちゃん、ま~酒癖の悪いこと、悪いこと!だけど、そそっかしくて、どこか憎めないナルちゃんのお話!!
昔~、まだポケットベルが支流だった時代、ナルちゃんと、後輩の達也と3人で飲んで帰りしな、まだ飲み足りないなと、事務所の近くにスーパーマツモトと言う小さなスーパーでつまみと酒を買うため、マツモトに3人で寄りました。 時期は夏の暑い日です。 自分が、つまみを選んでる時、タンクトップを着た3人のマッチョな若い子が入って来て、自分に
「兄さん、どこかでお会いした事ありませんか?」と友好的に、話かけて来たので、「いや~・・・会った事、ないと思うけどな・・・?」と話してたら、案の定、酒癖の悪いナルちゃんが登場して来て、「お前ら~、俺の兄弟になんの用じゃい、コラ~!」と・・・恫喝!!!

「違う、違う、兄弟!俺にどっかで会いませんでしたか?って聞いてきただけや。喧嘩売って来たんとちゃうがな~」と言っても、そんなことで聞き分ける、ナルちゃんではないですよ~!
「関係あるか~、俺の兄弟に、いちゃもんつけやがって!表にで~、コラ~!」


そして冷蔵庫を開けると、ビール瓶やら、紙パックのジュースやら色んな物を冷やしてる中、何故か、取っ手の短い酢のビンをチョイスし、手に取ると、(酔っ払いの効果音、ヒクッって言いながら)表にあった、公衆電話の上の白い所に(ちょうど、人のアゴ辺りぐらいの高さ)酢のビンを振り上げ、
「お前ら、やったら~!」と言いながら、(普通やったら、パリーンと割れるのに)上の白い部分は、ステンレスで、空洞のため、ゴンとゆう鈍い音と(ボヨヨーン)となって、酢のビンにヒビが入り、酢が、腕伝いにドボドボっと流れ出て、みるみるうちにナルちゃんの身体が酢の匂いで異臭を放ちます!!!
それを見た、マッチョな若者は、「この人達危ない人やから帰ろうぜ!」と言って帰って行きました!何で数ある瓶の中から、持ちにくい、酢のビンを持ってきたのか意味が分かりません!
普通は、誰でもビール瓶やろ~!って思います! 車の中でも、「お前、酢くさいの~」と会話したのは必然です(笑)!!しかも兄貴の車のクラウンで!!!


それでは、今はもうこの世にはいてませんが、ナルちゃんの供養をかねてまた更新しますね! お疲れさまです!